こんにちは。
放送を通じて人と知り合うのって、リアルでの出会いより簡単だと思います。
そしてそれに比例して、別れの数も増えるもの。
もちろん、相手の都合でどうしようもないことも多いです。
例えば突然アカウントごと消えたとか、全くネットに浮上して来なくなったとか、こういう場合は諦めるしかないと思います。
でもそうじゃなくても「いつの間にか疎遠になっちゃった」「小さなことでケンカ別れしちゃった」というネット友達も増えますよね。
今回は、ネットの友人となるべく疎遠にならないためにできることを紹介していきます。
目次
友情が終わる4つの原因
多くの人が、昔は仲良かったけど今は疎遠になった友人がいるかと思います。
フロリダ・アトランティック大学が、410人の被験者の交友関係を6年間調査した結果によると、その大きな原因は4つでした。
逆に、これに当てはまらないものは、一見不仲の原因になりそうでも、あまり大きくは関係ないようです。
その4つを紹介しますね。
1.性別が違う
まず、異性であることが関係を終わらせる原因になっていました。
同性の友人に比べ、疎遠になる割合が4倍高いという結果に。
当然ながら、基本的に性別は変えられないので、「異性間だと友情は終わりやすい」と予め覚悟しておくと良いと思います。
2.攻撃性の違い
どれくらい怒りやすいかや、どれくらい暴力的な行動をするかの違いが、関係継続に関係していました。
一見すると「キレやすい人はどんな人間関係も続かなそう」と思いがちですが、怒りやすい人同士が友達になると、意外にも(?)長続きする傾向があります。
学生時代、暴力的な生徒が少数いましたが、彼らがすぐに仲違いしてた訳でもなかったですし。
当サイトは、真面目寄りの人に向けて発信しているので、是非温厚な人を友人にして、長続きしてほしいと思います。
3.頭の良さが違う
地頭の良し悪しによって、関係継続度合いが変わります。
学校の成績もある程度関係しますし、何より、話していて会話がかみ合わないくらい知能指数が違うと、生き方のノリも変わってしまいます。
自分の頭の良さを把握し、それに近い人と仲良くして見るのは良いですね。
そしてあなたが人として成長していくつもりなら、同じく成長志向のある人と仲良くした方が、疎遠にはなりにくいでしょう。
4.好感度が違う
周りからどんな評価をされているかによっても、継続度合いが変わります。
例えば、Aさんは友達がBさん1人で、Bさんは100人友達がいたら、BさんはAさんの存在をそこまで大きくは感じにくいかもしれません。
好感度が変わると周りの評価も変わり、結果として付き合う人も変わっていきます。
ここの読者の方には、ある程度好感度の高い人を目指してほしい(無理のない範囲で)。
なので、周りから好かれるような人間を目指し、そして好かれやすい友人を複数作るのがおススメ。
一つでも当てはまったらアウト?
これら4つ、全て当てはまらないに越したことはありません。
とはいえ、好きになった友人と価値観が異なることもあるでしょう。
まして、性別の違いなんて努力で解決できるものでもありませんし。
研究によると、上記の4つの原因が1つ当てはまるごとに、25~43%終わる確率が高くなります。
なので、3つ以上当てはまる相手とは、かなりの高確率で疎遠になるということ。
1つだけであれば、まだまだ上手くいく可能性アリ。
4つの原因のうち、0~1個しか当てはまらない人との関係に注力を注いだ方が見返りは大きいと思われます。
「ネット上の付き合い」は悪影響になるのか?
友人関係が終わる大きな4つの原因は上記の通り。
ですので、「リア友」「ネト友」には、それらほど大きな関係破綻の原因にはなりません。
とはいえ、ネット上の付き合いゆえのデメリットもあります。
物理的に近くにいる相手の方が、より好意を持ちやすいというデータもあるので、不利な部分もあるのはたしか。
なのでどこかのタイミングで実際に会ってみるのも1つの方法。
もちろん、相手がオフ会に否定的なら誘うべきではありませんが、お互い「実際に会ってもいい」と思っているなら、何度か会ってリア友になる方が親密度が保ちやすい。
別に、実際に会えない関係だから、絶対に破綻するということはありません。
僕自身、会ったことはなくても何年も仲の良いネット友達がそれなりにいますし、周りでもそういう関係の人々は沢山います。
リアルで会ったことが原因で、疎遠になってしまうケースも少数ありますし。
なので、絶対的にオススメとは言えませんが、ネットだけの関係よりは、実際に会って信頼関係を結べた方が上手くいきやすいことは知っておきましょう。
また、相手が異性で恋愛感情を持っている場合は、「初めて会う前に注意すべき4点」をまとめたので参考までに。
友人関係を続けるためにすべきこと
それらを踏まえた上で、友人関係を長く続けるには、どのような努力をすればいいのかも紹介しますね。
1.長く時間を過ごす
アイオワ州立大学のダニエルフルシュカ博士は、良好な人間関係を保つために必要なのは、長く時間を過ごすことと言っています。
コミュニケーションスキルを上げるのももちろん大事ですが、接触時間を増やすだけでも好意は増すんです。
好意度が最大になるのは、接触回数が10-20回の時。
それを超えると好意度が下がっていく恐れもあるので、やはりコミュニケーションスキルも大切なんですが、まずは「何度も関わろう」という意思を持つのが大事。
恋愛関係になりそうな場合なら、時間をかけることで顔写真交換をする時にもスムーズに行きやすくなります。
長ければ長いほど良いわけではありませんが、ある程度の時間はかける方がおススメ。
2.退屈な時間も受け入れる
長く友達付き合いをすると、どこかで退屈な時間もあると思います。
その時に、あからさまにつまらなそうな態度をしていたら、上手くいくものもいきません。
心理学者のカーリンフローラ博士は、「退屈が嫌いな人は友達が出来ない」と言っています。
たとえ、話題が退屈だったとしても、その友人や友人との関係は大切なものなはず。
その時に「退屈な話だな」と思うんじゃなく、「大事な友人と会話できてる」と感謝することがポイント。
また、受け身に聞き続けるだけじゃなく「どうしたらこの時間をもっと楽しくできるだろう」と考えて、実行してみるのも手です。
3.相手を信頼する
人間関係は、相手に利益を与えることができる人が上手くいきやすい。
なので、人は自分の利益になりそうな相手を友人に選びやすいんです。
じゃあどんな利益を与えればいいのか。
その1つが、まず相手を信頼すること。
人間は、信頼し合っているからこそ生存して来れました。
裏切りばかりの世界だったら、人類はとっくに滅亡してたかもしれません。
そういう進化の背景もあり、「信頼されている」と思われることは、多くの人にとって喜びです。
なので、信頼できそうな相手が見つかったら「あなたを信頼してるよ」という姿勢を取りましょう。
例えば、小さな悩み相談をしてみたり、共通の趣味の深い話をしてみたり。
信頼関係がないとしないようなことを取り入れてみるのがオススメ。
終わりに
簡単にまとめると、交友関係が終わる4つの理由は、
2.攻撃性の違い
3.頭の良さの違い
4.好感度の違い
それを踏まえた上で、関係を長続きさせる方法は、
2.退屈な時間を受け入れる
3.相手を信頼する
という感じ。
大事な友人がいる方、これから友達を増やしたい方は、これらを踏まえて人と関わってみてはどうでしょうか。
以上、ネットの交友関係が終わる理由と、継続させる方法でした。
おつです!