こんにちは。
「真面目」というのは捉え方次第では「良い人だけどつまらない」とも捉えられがち。
誠実でチャラくない恋愛をするのは良いことですが、「いい人止まりの男性」は目指してほしくない訳です。
今回は、魅力ある良い人と、いい人止まりって何が違うのか、具体的に何をすればいいのか、紹介しますね。
目次
なぜ良い人だとモテないのか
「いい人止まり」というのは、否定的な意味で使われることが多いですが、別にいい人が悪い訳ではありません。
では、何が問題なのか。
サウスカーナ大学のある論文では「良い人とつまらない人は違う」としています。
ここでいう良い人とは、親切で相手のニーズをくみ取って、そのために何かやってあげる人。
つまらない人とは、自分の意見を言わない、面白いことも言わない、ニーズに応えない人のこと。
つまり、「いい人止まり」とされる人の多くは、
・いい人だけど面白くない
・いい人だけど期待に応えてくれない
ような意味をさします。
これでは、モテないのも仕方ないですよね。
なのでまずは、相手のニーズをくみ取ったり、何かしてあげようと思う気持ちを持つことがスタート。
嫌がることを無理にしてあげるのは逆効果ですが、自分が負担のない範囲で、相手が望んでそうな小さなことをやってみるのがおススメ。
冷たくした方がモテる?
ニーズに応える良い人はモテるという話をしましたが、では逆に「冷たい人」ってどうなのでしょう。
「冷たい」というとマイナス印象ですが、「クール」「ツンデレ」なんて言葉もある通り、ただ優しいだけがモテの要素じゃないのでは?という問いです。
それに関するこんな実験。
Aグループは、商談前に何もしゃべらない。Bグループは、「気に入ったお客さんしか相手にしません」と宣言し、あえて冷たい対応。
この状態で、1か月の経過観察をしました。
すると、何もしゃべらないAグループも、冷たくしたBグループも、お客さんの支払い金額に差は出ませんでした。
これはビジネスが絡む話ですが、デートの誘いに冷たく対応した場合なども、特に結果は変わらず。
つまり、冷たくしてもモテるようにはならないということ。
ツンデレが好かれる理由の多くは、普段は優しかったり魅力的な異性が見せるギャップに惹かれるのであって、「冷たさ」単体で使っても、ただの冷たい人にしかなりません。
ライブ配信やSNSなど見てると、相手を冷たくいじるようなコメントがありますが、あれはきちんと信頼関係を築いた人同士なら許されますが、そうではない、関係が浅かったり一方通行な関係では嫌われてしまうので、当面は控えましょう。
まずは温かい印象をつけて信頼関係を築くこと。
もし後からギャップで冷たくするにしても、まずはここがファーストステップです。
謙虚な人はモテる?
では「謙虚さ」はあった方が良いのか?
これはその通り。
謙虚さはあった方が好かれやすいです。
ただ、謙虚といっても、自信のないナヨナヨした謙虚さは逆効果。
また、自己表現が苦手というのは、謙虚というより「内気」です。
そうではなく、自分を凄く見せない方が良いということ。
例えば、名刺などで自信たっぷりな自己紹介が書いている人は、周りからの評価が下がりやすいというデータがあります。
周りから「あの人っていい人だよ」と言われれば評価が上がりますが、「僕はいい人だよ」と言って回ったら詐欺師っぽいですよね(笑)
なので、自慢げにならない謙虚さを持とうということ。
では、謙虚さを見せるためにどうすればいいのか。
2つ紹介しますね。
1.努力をする
おごらない態度をしているけど努力が見える人は、謙虚さが伝わります。
例えば、会話上手だったりエスコート上手な人が、そのことを鼻にかけなければ、努力してる上に低姿勢で好感が持たれやすい。
何か褒められても自慢げにならず「ありがとう」とか「周りのおかげ」のような言葉を言えるのもいいですね。
恋愛が上手くいきたいなら、恋愛に関する努力をし、それを自慢せず態度で示しましょう。
2.親切にする
先ほど「相手のニーズに応えるいい人はモテる」ということを書きましたが、親切さを持っている人ほどその傾向は強くなり、他人のニーズに応えられる精度も上昇していきます。
ニピシング大学の調査では、親切さが大きい人ほど、周りからモテると評価されている割合も多くなり、性的体験の回数も親切な男性の方が多い結果に。
それくらい、モテと親切は相関関係があります。
また、親切な人はそうでない人に比べ、批判がしにくい。
悪いことばかりしている人や、怠けている人は叩けますが、親切にしてくれた相手を叩く人ってかなり少ない(それでも批判してくる人は無視で良いかと)。
周りに好印象を持たれ、モテやすくなるためにも、親切さは持っておきましょう。
なぜ親切がモテるのか
相手のニーズをくみ取れる人はモテます。
だから親切な方がモテるというのもありますが、もう1つ、親切には利点があります。
それは、ネガティブさが改善されやすいこと。
533人の男女に30日間、見返りなく他人の役立つことをしたか日記をつけてもらいました。
するとまず、親切なことをするほど、また次も親切な行動をとる割合が上昇。
さらに、神経症傾向などネガティブさが強い人ほど、精神的な安定が大きく上がる結果に。
ネガティブな人ほど感覚が敏感なので、親切により周りが明るくなると、自分もそれに影響されやすいことが大きな理由。
当然、恋愛において、ポジティブさが大きいことは重要ですので、前向きな言動をとれるようになるためにも、親切は大きな改善行動になりますよ。
どんな親切が良いのか
じゃあ、親切行動なら何をしても大丈夫なのでしょうか。
必ずしもそんなことはありません。
どういう親切がより効果的なのかも解説しますね。
1.色んな人に親切をする
まずは、色んな人に親切をしてみること。
一見すると、すごく仲の良い相手や信頼してる相手に沢山した方が良さそうですが、初対面の人でも効果があり、変な話ですが、自分自身に親切になっても同じくらい幸福度が上昇。
幅広く親切をした方が、ポジティブにもなりやすい訳です。
恋愛でいうと、特定の女性にだけ優しくて、お店の店員さんに雑な対応の男性は嫌われやすい。
好きな女性への特別扱いは大事ですが、だからといって周りに不親切なのは違います。
なので、まずは広く色んな人を気遣ってみるのも良いですよ。
ただし、依存心が強すぎる人や、奪う意識が強い人、あなたが疲弊してしまうならやらない方が良い。
極端な例えですが、不良グループに「金持って来いよ」って言われて、毎日持っていってもプラスの親切にはなりませんよね。
そこは、あなたがマイナスにならないレベルに限定しましょう。
出会いを増やすための3つの方法を使いながら、色んな人に接してみましょう。
2.見返りを求めすぎない
サセックス大学が1150人の脳を調べたところ、見返りを求める親切より、「親切をして単純に良い気分になりたい」といった動機の方が、脳が活性化し、モチベーションが高まる結果に。
例えば、友人の引っ越しの手伝いをする時「最後まで手伝ってくれたら1000円あげるから」と言われたとします。
そうすると、純粋な親切だったのが「この労働の対価は1000円」と脳が判断するため、むしろやる気が下がってしまうんです。
なので、頑張って対価をもらうより、無償で小さな気遣いをしましょう。
まとめ
以上を簡潔にまとめると
2.相手のニーズをくみ取る
3.冷たく振る舞わない。温かく接する
4.謙虚さを持つ
の4つがポイント。
どれも「いい人」と呼ばれる行為ですが、どれもモテには効果があります。
魅力のない良い人をやめるきっかけにし、異性に好かれやすい人になりましょう。
さらに詳しいモテ法が知りたい方は、「彼女いない歴=年齢」だった僕が、実践2か月で3人に告白された方法をご参照ください。
では!