こんにちは。
身体的なコンプレックスって、おおよそ誰でも持っていると思います。
そんなに外見に自信のある人ばかりではありません。
「気にしなくて大丈夫」と周りに言われても気になってしまうもの。
今回は「若ハゲ」の記事。
10代~30代でハゲるのと、60歳以降でハゲるのでは精神的ダメージが違いますよね。
若くて髪が少ない男性が恋愛するための考え方や、薄毛の原因や解決法を書いていきます。
目次
薄毛をどこまで気にすべき?
ある調査によると、20代女性の約60%が「薄毛の男性も恋愛対象になる」と回答。
それは女性の年齢が増すごとに割合が上がっていくので、年齢的に大人な女性との交際を望むなら、そこまで気にしなくていいケースが多いでしょう。
とはいえ、気にする女性もいますし、若年層の女性ほど気にする傾向が高まるので、「好きになった女性が18歳」とかなら、やはり関係ないとは言えません。
ただ、否定的な意見としては、「ハゲを無理に隠そうとしてるのが嫌だ」「ハゲをネガティブに考えすぎてるのが嫌だ」などの意見が多いです。
なので、いわゆるバーコード頭になるまで何とか頑張るんじゃなく、いっそ坊主に近いショートヘアにしてしまったり、自分に合いそうなウィッグをかぶるのも良いでしょう。
もしカツラにした場合、いつカミングアウトすべきか
ただ、ウィッグにすると、どのタイミングでカミングアウトすれば?という別の悩みも生まれるので、その点は注意。
例外はありますが、相手が自分に恋愛的好意を持っていてくれてる状態なら、カミングアウトしても受け入れてくれる可能性が高いです。
男性だって、本気で好きな女性が「実はカツラなんです」って言っても、それで別れたりしないと思うんです。
それと一緒(むしろ男性の方が低評価になりにくいかも)ですね。
肯定的な意見としては「手入れされてて、清潔感があれば大丈夫」「性格が良ければほとんど気にならない」など。
やはり
・性格
は大事。
逆を言えば、そこがしっかりしていれば大丈夫なケースが多いということ。
なので僕の結論は、「その他がちゃんとしていればハゲでも問題ない」です。
内面を良くするために努力した方が良いということ。
とはいえ、ある程度は気にしてしまうのが人間だと思います。
かくいう僕も、禿げたら女性と恋愛的に関わるのは少し怖くなりますし。
なので、薄毛に対する対策もしながら、同時に恋愛力も高めていくのがおススメ。
薄毛の原因
その上で、薄毛になる4つの原因を紹介しますね。
1.遺伝
これは自分の意志とは無関係の部分なので、気にしてもしょうがないと思います。
ただ、遺伝的に薄毛になりやすかったとしても、その他の努力である程度のカバーをすることが可能です。
2.ストレス
当然ながら、ストレスの多い生活をしていると、抜け毛が多くなります。
悩んでいると10円ハゲが出来やすいのは有名な話ですね。
なので、なるべくストレスの少ない環境を整えること。
あとは、ストレスを悪いものと捉えずに「ストレスは自分を成長させてくれるチャンス」とプラスに考えることで、体に良い影響を与えられます。
3.食事・生活習慣
例えば、睡眠不足の人は体全体に炎症が起こりやすくなります。
そのため、頭皮も炎症が起きやすくなり、薄毛を加速させてしまいます。
不健康な食事も同様。
なので、毎日ではなくとも、なるべく6時間以上寝て、不健康なものばかり食べなければとりあえず大丈夫。
4.頭皮にダメージを与えてる
例えば、長時間陽に当たっていたら、日焼けして頭皮にダメージがいきますよね。
短時間、強すぎない陽に当たるのは良いことですが、長期間当たり続けるのはあまりお勧めしません。
あとは、シャンプーのし過ぎであったり、帽子のかぶりすぎによる蒸れであったり、とにかく頭皮に物理的にダメージが行き過ぎることは控えましょう。
薄毛を改善する4つの方法
それらを踏まえた上で、どうすれば薄毛を予防したり、育毛促進ができるのか、4つのやり方を紹介しますね。
1.運動する
マウスを2グループに分けました。
片方は、しっかり走ったマウス達、もう片方が、運動不足にさせたマウス達。
18か月後、脱毛の量を調べたところ、運動不足のマウスの脱毛量は20%に対し、走ったマウスは5%。
人間ではなく、マウスを調べた段階での研究ですが、運動と脱毛量にかなり関係がありそうなことは分かりますね。
運動をすることで、成長因子が増えたり、炎症が起きにくくなるというメリットがあります。
それが功を奏している可能性が高い。
また、運動によって汗をかいたり、男性ホルモンが増えるという、薄毛に繋がりそうな要素もありますが、個人差はあれど多少の運動はした方が効果が大きいのだと思います。
2.洗浄力を弱める
シャンプーをする時、熱い温度でガシガシ洗ってはいませんか?
しっかり汚れを落とすとその時はスッキリしますが、その分だけ体は「脂分を分泌しなきゃ」と感じるので、結果として皮脂量が増えてしまいます。
そうならないために、洗浄力を少しだけ弱めてみる。
その究極が、シャンプーを一切使わない「湯シャン」と呼ばれるものですが、これをいきなりやろうとしても脂が急に溜まって大変ですし、皮脂量が落ち着くまで半年程度はかかるので、しばらくはベトツキや臭いが強まり、恋愛にも不利に。
なので、いきなり完全な湯シャンにするんじゃなく、例えば、お湯の温度を39度から37度くらいに下げて洗うとか、ガシガシ洗っていたのを少しだけ弱めて洗うみたいに、ちょっと洗浄力を落としてみる。
最初は温度を下げたりすると「少しまだかゆいかも」と感じますが、数週間するとそれに頭皮の皮脂量が順応し、少し脂分が少なくなります。
無理のない程度に下げていけば、臭いが気になることもないので、小さいリスクで正常な皮膚にしていけます。
3.病院で薬を処方してもらう
薄毛治療をしている病院に行き、お薬を出してもらうのは効果的。
なぜ良いかというと、しっかり実験データを取り、一定数の人に効果がある事が実証されているから。
特に効果的なのは、ミノキシジル(ロゲイン)とフィナステリド(プロペシア)の2つ。
ニューファンドランドメモリアル大学の研究で、育毛に関する実験の論文23件のデータをさらにまとめた結果、上記の2つは明確に育毛効果があることが判明。
具体的には、ミノキシジルを1日2回服用していると、1㎠あたり平均14.94本、プロペシアを1日1回服用すると、1㎠あたり平均18.37本髪が増えていました。
もちろん個人差があるので、万人に絶対効果があるとは言えませんが、まずは薬を処方してもらって試してみるのは効果的と言えます。
ただし、薬を飲まなくなると髪の量は元に戻ってしまうので、その点はご注意ください。
4.赤外線を当てる
上記の23件の論文をまとめた分析では、もう1つ効果があった治療がありました。
それは、 低出力レーザーを当てる方法で、赤外線等を頭皮に当てる方法。
それにより、1cm²あたり平均17.66本増量。
毛量が少なくなった男女269名に対し、近赤外線を出すヘアブラシを、週に3回26週間(約半年)使用してもらいました。
すると、はっきりと髪の量が増える結果に。
被験者の変化はこんな感じ。
より効果が高いのは「近赤外線」
赤外線には「遠赤外線」と「近赤外線」の2種類があります。
遠赤外線でも、血行を良くしてくれる効果があり育毛に役立ちますが、近赤外線はさらに、酵素を活性化させる効果が。
これにより皮膚2~3cm下までのミトコンドリアが活性化。
ミトコンドリアが働かないと、細胞はどんどん衰えてしまい、髪が生えにくい細胞になってしまいます。
近赤外線を当てることで、細胞を若返らせてくれるわけです。
日本製でも赤外線が出るヘア用品はありますが、規約上の問題があるのか、「遠赤外線」の商品。
なので、海外製の近赤外線が出るヘア用品「HAIR MAX」をオススメします。
万人に効果があるとは言えませんが、大きな可能性はあります。
興味のある方は、26週間しっかりと実践してはいかがでしょう。
終わりに
簡単にまとめると、
・それでも気になるなら、ストレス・不摂生な生活・ダメージを与えないなど、薄毛の原因になることを避ける
・髪を増やすには、適度な運動・薬を飲む・赤外線を当てる
などという感じ。
「気にしなくて大丈夫」と言われても、気にしてしまうのは正常なこと。
現実を受け止めながらも、できることを少しずつやっていきましょう。
以上、若ハゲに対する考え方と、簡単な育毛方法の紹介でした。
おつです!