周りの話を聞いていると、「彼女いたことない」というのがコンプレックスに感じる人も多いようです。
たしかに、社会的風潮としては「リア充の方が上」的な価値観もありますし、実際マイナスな反応をする女性も少なからず存在します。
今回は、彼女がいたことない事実を、気にする必要があるのか。
統計データを交えながら、僕なりの見解を書きました。
目次
恋人いたことがいない人の割合
今の時代の流れで、「恋人がいたことがない」という人はたくさんいます。
2016年のデータですが、
20代:53.3%
30代:38.0%
http://www.myilw.co.jp/research/report/pdf/myilw_report_2016_01.pdf
まず、若い男性であれば約半数の人が恋人いたことがないんです。それが特別マズイなんてことはないでしょう。恋人がいない人の割合は年々増加していますし、これからも増え続けるはずです。
Q:彼女がいたこと無いのはダメなことなの?
まず僕個人の回答ですが、
「気にしなくていい。でもわざわざ言わなくて良い」です。
たしかに「恋愛経験とか全然気にしないよ」という女性も多いです。ただ、僕が危惧したいのは、言うことによって自己評価を下げてしまわないか?という問題。
基本的に男性は、少し女性をリードできる男性がモテます。そうじゃないモテる方法もありますが、僕はそういう接し方を推奨してます。
その時に、自分の背中に「童貞」という文字を背負って紳士にリードするって、僕はしんどいと思うんです。
たとえ話ですが、オシャレなジャケットを着て街を歩くのと、いかにも「パジャマ」って感じの部屋着で街を歩くのだと、前者の方が自信を持って歩けるはずです。
決して女性経験がないことは恥ずかしいことではありません。されども「童貞」という言葉にはどうしてもマイナスなイメージを持ってしまいがちです。それなら、その言葉はあまり意識しない方が良いと思うんです。
そのために、過去の恋愛経験などを聞かれた時、さらっと軽くかわせる言葉をあらかじめ用意しておきましょう。
「仕事が忙しくて」「最近は出会いがなくて」あたりですね。
また、交際した話じゃなくても知人の女性と関わった経験を話すのもアリ。
嘘はいけませんが、女性と遊んだり話した時のエピソードを当たり障りなく話すのは、暗い声で「女性経験がなくて……」というより圧倒的に良いですよ。
そしてさらっと別の話題に行ってしまいましょう。
過去の恋バナトークが続くようなら、無理に自分の話をせず、聞き役に回るのがオススメ。
女性はどう思っているのか?
実際女性はどう思うのでしょうか?
マイナビウーマンが22~34歳の200人の女性を対象に行ったアンケートです。
約7割の女性は「全然気にしない」または「そんなに気にしない」ので、あまり男性側も気にする必要はないです。
半分以上の人が気にならない訳ですし、僕の周りの女性に聞いても「人として好きになれたら別に関係ない」という意見が多かったです。
なのでまず前提として「そこまで気にしなくていい」ということ。
「全く気にするな」とまでは言えませんが、「イコール恋愛なんて無理」なんてことはありません。
気にする女性への対処法
その上で、残りの3割の理由で多いのは
① 人として何か欠陥がありそう
② 女性に幻想を持ってそう
③ 自分がリードするのは嫌だ
の3つ。
① 人として何か欠陥がありそう
①何か欠陥があるとしたら、直せるものは直して、少々の努力ではどうしようもないものは、付き合う前の段階で伝えて、それでもOKしてくれる人と付き合えばいいと思います。
② 女性に幻想を持ってそう
②変に幻想を持っているなら、やはり実際に女性と会話などして、変な幻想を手放していくと良いです。
女性側が告白されたけど断る理由の1つに「幻想を持たれてしまったから」というのがあります。例えば「そんなに真面目でも清楚でもないんだけど、そういう期待をされてしまって辛かった」という感じで。
相手の人間的な部分をある程度知ったうえで、それも受け入れて告白した方が、やっぱり成功率は上がります。
③ 自分がリードするのは嫌だ
多くの女性は、自分が相手を引っ張っていくのはあまり好みません(そういうのが好きな女性も少数いますが)。
リードできる男性になるために、ある程度の恋愛の知識を知り、まずは友達付き合いでエスコートをするのが良いと思います。
「性行為のリード」は、相手思いの性行為のやり方を知れば良いです。
はじめは誰でもヘタッピです。下手であっても、やり方を間違えずに丁寧に優しく接すれば、大抵そんな大きな問題にはなりません。
言わずもがなですが、商業用の男性向けAVを見本にしてはいけません。ほとんどの作品は「見せるためのセックス」であり、パフォーマンスです。
性風俗に行って練習することもできるでしょうが、僕はおススメしません。「交際経験がない男性」よりも「自分と付き合う直前に風俗に通ってた男性」の方が、嫌われる可能性が高いからです。
これらを踏まえた上で、友達止まりで終わってしまいがちな方は、「ネットでもモテる、4つのいい人止まり脱却法」をご参照ください。
初体験の早さは、遺伝で決まる?
遺伝によって、顔や体の形がある程度決まるのはご存知でしょうが、「初体験の早さ」も遺伝が関係してるんです。
ケンブリッジ大学が、約12万5,000人のDNAを解析したところ、「初体験の早さ」に関係する遺伝子が38個ほどあることが判明。
それらが、例えば性ホルモンの分泌量や、どれだけ失敗を恐れるか、どれだけ衝動を我慢できるかなどに影響を与えていました。
そして性行為の早さは、約25%が遺伝によって決まっており、残り75%は環境によって左右されていました。
25%が大きいか小さいかは解釈次第ですが、まずは変えられる「環境」の75%に目を向けるべきでしょう。
一定の年齢になれば、環境の選択は自分ができる訳で、どんな人間関係を作り、どんな同性異性と関わるかは自分次第。
そこにフォーカスを当てて、行動すればいいと思います。
そして変えられない25%は、その特徴の良い側面に注目しましょう。
例えばあなたが「失敗を恐れやすい性格」なのであれば、それだけ慎重さがあるということ。
慎重さがなければ、性病にかかっている可能性もありますし、不倫をしていたかもしれません。
「衝動を我慢できない」性格だったら、いざという時、相手思いの行動ができなくて失敗してるかもしれません。
とにかく「その特性だからこそ良かった」と思える部分を見つければ、それは一方的な短所ではなくなります。
ネガティブなものがダメなんじゃありません。
ネガティブをネガティブに捉えないことが大事なんです。
一見欠点に見えるものでも、プラスの側面を知ることで、有効に活用しやすくなりますよ。
まとめ
彼女がいたことが無くても、ある程度の努力をすれば大体クリアできます。それでも「自分なんて…」と思ってしまうなら、それはきっと自己肯定感の低さが問題。
別に自信満々になれと言ってるわけではありません。モテには謙虚さも必要です。
ただ、誠実だけどモテない男性って、押しが弱い人が多いんです。
変なコンプレックスを抱えて、自己評価を下げて生きるよりも、そんなことは表に出さず、できることから始めることを僕はおススメします。
また、人数が多いのが良い訳でもありません。
バージニア大学が1000人の男女を対象にした調査では、結婚前の経験人数が少ないほど、結婚生活が幸福になる割合が増える結果に。
1人しか経験がない人ほど、パートナーとの関わりに幸せを感じていました。
経験がないというのは、過去と比べる必要がないため、今の状況に不満を抱きにくい。これに関しては、経験人数が増えてしまったら取り返せないものです。
「経験0だからダメなんだ」ではなく「1人見つかったらすごく幸せかも」と考えるのも1つのやり方ですよ。
では!
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