こんにちは。
前回は、ポジティブな振る舞いをするための話でした。
ポジティブとネガティブの比率は、友人関係だと3:1、恋愛だと5:1が理想なわけです。
今回は、「ネガティブさ」について書いていきますね。
講座内容
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目次
「ネガティブさ」の影響
彼女がいたことがない男性や、ネット恋愛に悩んでる男性に話を聞くと、かなりネガティブな方がいます。
簡単に言うと、「どうせ自分なんて」モードに入ってる感じ。
「彼女いたことない自分なんて」「会ったことのない、ネットの女性を好きになる自分なんて」。
もちろん気持ちは分かります。そういう時代があった僕にはもう、痛いほど分かる。
「そんなあなたのままでいいよ」と言いたくなることもあります。
ただ!
そのモードのままでは、上手くいかないことが圧倒的に多い。
ほとんどの人は「暗くて自虐的な人」よりも「明るくて優しい人」が好きなんです。
別に、無理やり偽ポジティブにならなくていいんですが、ネガティブな自分の性格と向き合う必要はあります。
今回は、そこについて解説していきますね。
ネガティブは「視野を狭くする」
まず、ネガティブさを強く持っていると、嫌なことが起きやすくなります。
これは人間関係だけじゃなく、人生全般に関わります。
・ポジティブな写真
・ネガティブな写真
・普通の写真
の3種類を80枚ほど用意しました。
すると、交通事故を起こしやすい人ほど、ネガティブな写真に強く反応する傾向が。
なぜなら、ネガティブさが強い人は視野が狭くなるから。
なので、近くにある危険に気付きにくく、さらにチャンスにも気づきにくくなります。
人間関係で言うと、自分と両思いになれる異性がいるにも関わらず、気づかずに素通りしてしまったり、相手が怒ったり嫌がったりしていても、気づかずにズケズケ言ってしまい嫌われる確率も上がります。
恋愛にも大事な「察する能力」が、ネガティブさの影響で低下してしまうんです。
それはもったいない。
もちろん、適度にネガティブさがあるのは問題ありません。
ただ、過度なネガティブは人間関係全体にマイナス。
ネガティブな思い込みをすると、他の色んな特徴もダメなんじゃないかと思い込みやすい傾向にあります。
もちろんネガティブを無くすことはできませんが、軽減させることは可能。
なので、ネガティブさを緩めるやり方を知っておきましょう。
ネガティブをネガティブに捉えない
ネガティブさを持ってること自体は、悪いことではありません。
そうじゃなく、ネガティブな感情をネガティブに捉えていることがマイナス。
カリフォルニア大学が200人を対象に「昔の嫌な体験を思い出す」行為をした上で、6か月後のメンタルを調べたところ、その「嫌な体験」の感情をネガティブに捉えている人ほど、その体験を長く引きづっている傾向が多く見られました。
他にも沢山の研究があり、ネガティブな感情をネガティブに捉えると、さらにネガティブが強まってしまうんです。
だからといって、無理やりポジティブに切り替えようとするのも逆効果。
そうではなく、ネガティブな感情を普通に感じていれば、さほどネガティブにはなりません。
大事なのは、ネガティブな感情を受け入れる態度。
これがあると、意識はそちらに向きにくくなります。
ネガティブさを強みに変える方法
なので、ネガティブさ自体はそのままでいいんです。
その上で、自分の性格的な欠点を強みに変える簡単な方法があります。
それは、「強みと弱みは表裏一体と捉える」こと。
衝動的な性格の被験者を2つのグループに分けました。
Aグループには「衝動的な人は、クリエイティブな能力が高い」と伝え、Bグループには「衝動性とクリエイティビティは何の関係もない」と伝えました。
その後テストをしたところ、Aグループの方が創造性が上がっていました。
つまり、一見弱点に感じるものを「強みになる」という情報を知ることで、実際に強みになりやすくなるんです。
ポイントは、現実を受け入れた上で、ポジティブに言い換えること。
現実を見ない状態は、それが長続きしてしまう傾向にあるので注意しましょう。
そう捉えることでネガティブをポジティブに捉えられるので、ポジネガの「3:1」「5:1」の割合を作るのが、より簡単になるということ。
その上で、心理学的に解明されている「弱みに感じることの強み」を紹介しますね。
• 彼女がいたことがない=その分、結婚した時の幸福度が高くなりやすい
• ネット恋愛なのが恥ずかしい=ネットで知り合ったカップルの方が、別れる確率が低い• 怒りやすい=勇気を出しやすい
• 怖がり=準備をおこたらない
• 恥ずかしがり屋=穏やかで謙虚
• 悲観的=現実的に物事を見る
• 不安になりやすい=集中力や洞察力が上がる• 落ち込みやすい=注意力が高くなる
• うつ状態になりやすい=物事の分析力が高まる
• なまけもの=忍耐力がある
• 傲慢な性格=自信がある
• 罪悪感が強い=倫理観が高い
例えば僕は、不安になりやすい性格。
なので不安が強まっている時は「洞察力が上がりやすい」ことを思い出し、自分が何か失敗をしてないか、相手が何か嫌がっていないか確認する時間にしています。
そうすることで、「不安な気持ちもプラスに使える」と思えるので、自然とポジティブな考えが増えていくのです。
あなたも、例えば怒って愚痴を言いたくなったら「勇気が増してる状態だから、何か行動しよう」ときっかけにするとか、悲観的な考えが多いなら「人より現実的に物を見てる」と捉え直すと良いですね。
また、もっと早くネガティブから抜け出すために、オンラインカウンセリングを受けてみるのも手。
近年は昔より気軽にカウンセリングを受けられる時代ですから。
まとめ
以上、簡単にまとめるとこんな感じ。
・ネガティブさをネガティブに捉えない
・欠点に感じるものでも、強みを探すことで実際に強みになる
ここまでは、好かれるための本質的な話でした。
次回からは、もっと具体的に「どうすればライブ配信で好かれるのか」伝えていきます。