ネット依存対策4つ。自分が配信や通話をしすぎないための予防法


こんばんは。

ネットやってると楽しくなっちゃって、当初寝る予定だった時間を大幅に超えちゃったりして、次の日職場や学校でグッタリしてたこと無いですか?

僕は結構あります!……なんの自慢にもなりませんね。。。

長通話してて寝不足なことも起こります。
寝不足もありますし、やるべきことが終わってない!って状況もあると思います。

あるいは、他にやることがあるのにネットが気になって、目の前のことに集中できないとか。

それで納得してるなら良いのですが、メリハリをつけたいのにつけられないのは良くないですよね。

だからといって、僕はライブ配信や通話大好き人間なので「仕事や勉強だけ頑張れ」なんて言うつもりもありません。

今回は、ネット生活も私生活も快適に過ごすためにどうすべきか、心理学的方法を紹介していきます。

「やった気になる」で終えるのは危ない?

例えばあなたがライブ配信をしていて、「今日は早く寝ないと」と思いながら続けて、気づいたら遅くまでやってしまったこと、ないでしょうか?

「やった気になって終わる」ってやつですね。

これについての実験を紹介します。

アメリカニューヨーク市立大学のマーケティング研究者達が行った実験です。

ハンバーガーショップに2つのメニュー表を作りました。
Aグループは、普通のファーストフードと同じメニュー表を渡し、Bグループには、ヘルシーなサラダが載っているスペシャルメニューを渡しました。
すると、Bグループのサラダが載ってるのを見た人たちの方が、メニューの中で最も高カロリーな食べ物を選ぶ確率が高くなる結果に。

実際マクドナルドでも、メニューにヘルシーな品物を加えてから、ビッグマックの売り上げが驚異的に伸びたというデータがあります。

これはどういう事かというと、まず多くの人は、健康的な食事の方が良いと思っている訳ですが、そのヘルシーな食べ物を見たり想像したりするだけで満足感を得てしまい、その反動で「ご褒美に高カロリーなものを食べても良い」という心理が働いてしまうため。

つまり、実際に行動していなくても、やった気になるだけで自分に甘くなるんです。

不思議なことに、「自分は意志が強い」と思っている人ほどその傾向が強くなり、先の実験では、自己申告で「意志力が強い」と言っていた人たちで高カロリーな物を注文した人は、Aグループは10%なのに対し、Bグループ(サラダが載ってる)は50%にまで上昇しました。

「ちゃんと早くに寝る生活しなきゃ」「やるべきことやらないとな」と思いながら出来てない人は、まずは行動の前に「やった気にならない」ことが大切と言えます。

誘惑に強くなる簡単な方法

じゃあどうすればやった気にならずに済むのか。具体的な方法を紹介します。

それは「なぜそれをするのか(しないのか)」の、自分なりの答えを持っておくこと。

香港科技大学とシカゴ大学の研究の調査です。

学生たちに、自分が誘惑に打ち勝った時のことを思い出してもらいました。するとその後の行動において、規律を守れた学生は30%だけで、70%は自分を甘やかす行動をしました。
しかし打ち勝ったことを思い出してもらった後、「なぜ誘惑に打ち勝てたのか」と理由を尋ねたグループは、69%がその後の誘惑にも負けませんでした。

つまり、誘惑に対し「なぜ」と問いかけ、その答えを持っていることで、誘惑に打ち勝てる可能性が2倍以上になるんです。

是非この機会にあなたも考えてみてください。

・なぜそれをする(見る)んですか?
・なぜそれをせず(見ず)に、私生活でその行為をするんですか?

これを持っておくことで、自分がそれらをする動機や目的が多少なりとも分かりますから、軸がぶれにくくなるわけです。

意志を強くする3つの習慣


「なぜ」の問いかけ以外にも、根本的に意志を強くするやり方があります。

意志を強くするって相当頑張らなきゃいけないイメージかもしれませんが、実際は、いきなり難しいチャレンジをすると、難しすぎて逆に意志力が落ちます。色んな研究から分かっていますが、簡単なことを継続して行う方が、よほど効果があるんです。

なので注意してほしいのは、この記事に書いてあることを、いきなり全部やろうとしないでください。
1つ1つは小さなことでも、いきなり複数やろうとすると負荷が大きくなるので。

①5分軽い運動をする

あくまでも軽い運動なので、汗をかくレベルのことではありません。

1日5分歩くだけで意志力が上がるんです。
多くの人は生活の中ですでにやってますよね。実はこれだけでも効果があります。踊ったりスポーツしても、部屋で歩きながら漫画読んでもOK。

駅から家まで歩くだけでも5分以上かかる人もいますよね。なのでこれは簡単かと思います。

②汚い言葉を使わない

普段、少々汚い言葉も使ってしまう人は、そういう崩した言葉を使わないと決めて生活するだけでも意志力が上がります。当サイトは「ネットでも紳士に恋愛しよう」というコンセプトなので、そうなるためにも、かた過ぎないカジュアル敬語を日常で使うのはオススメ。

すでに汚い言葉遣いをしてないって人は、好ましくない口癖を封印してみるだけでも効果があります。
あとは座って聴くとか、少し姿勢を良くするとか、足を組む癖をやめてみるとか、そういうのを何か1つで十分なので、習慣化してもOKです。

③ネットの時間をしっかり楽しむ

アメリカのコーネル大学の研究によると、食べ物を味わって食べるようにしている人は、食べ物に関しての自制心が強くなり、体重が減っただけでなく、ストレスや憂鬱感も軽減されました。

これは食べ物に限った話ではなく、ショッピング・メール(チャット全般)・ゲーム・ネット上の娯楽なども同様で、意識的に楽しいことをちゃんと味わおうとすることで、予想よりも少ない量でも満足感を得やすいことが分かっています。

たとえ30分しかない時も、その中で楽しめることを感じましょう。
ただし、「頑張って楽しまなきゃ!」と思い過ぎると、逆に楽しくなくなる傾向にあるので、そうではなく「楽しいことがあったら楽しいと認識する」くらいがおススメ。

以上のことをすることで、仕事や勉強、ダイエット、他の人間関係などの、全てのジャンルにおいて、意志力が高まることが研究で証明されています。

そう考えると、例えば②の「汚い言葉を使わない」というのは、丁寧な人に映るというプラスの効果の他に、私生活をさらに良くするための効果もあるということ。
「私生活をさらに良くするためのツール」として捉えると、僕はより楽しく感じます。

6時間未満の睡眠は注意

毎日6時間も寝てないって人もいると思います。
1つ知っておいてほしいのは、慢性的な睡眠不足はグルコースというエネルギーを使用できなくなるので、色んなジャンルで誘惑に負けやすくなること。

そして睡眠不足は肥満の原因にもなるのが分かっているので、睡眠時間をあまり極端には削らないことをオススメします。

とはいえ、毎日6時間以上は現実的に無理!って人もいますよね。
様々な研究によって、一晩ちゃんと眠っただけでも、脳の機能が最適な水準まで回復することが分かっています。

なので、週に1~2回だけだったとしてもグッスリ眠ること。

あと、一番脳に良くないことが分かっているのは、長時間起き続けていること。

なので1時間しか時間がないとしても「もう1時間しかないから今日は寝なくていいや」じゃなく「1時間だけでも寝れば、最悪な状態は防げるから寝よう」と考えてください。

夜更かしをしてしまう時は

こう言ってる僕自身も、放送や通話が楽しくて寝不足が続いた時がありました。
そんな時には「頑張って寝よう」という「やる意志」じゃなく「この時間からは見ない」という「やらない意志」を使ってください。

例えば0時に寝なきゃならないとして、「頑張って0時に寝る」と考えるより「11時55分には見ない」と考え、その後何もしない方が簡単なんです。
「頑張って寝よう」じゃなく、「寝なくてもいいけど別に何もしない」って状態ですね。

そして、翌日以降も同じ行動をしてみましょう。

行動経済学者のハワード・ラクリン氏は、行動を先延ばしにしないためには「日によってバラつきが出ないようにすることが重要」と述べています。

喫煙者に対し、いきなりタバコを止めさせるんじゃなく、「毎日同じ本数を吸わせる」ことをした場合、「量を減らせ」と言われていないにも関わらず、喫煙量が減っていくという結果に。
なので、頑張って変えるよりも、毎日繰り返すことを心がけてみましょう。

ただし、急に大きく変えるのは難しいので、いつもは深夜2時に見るのをやめるところを深夜1時50分にしてみるなど、「いつもより10分早くやめる」くらいの小さなことで十分
それが習慣化すれば、自然に時間をコントロールできるようになりますから。

ネットとリアルを上手に使い分けるために

テキサス大学の実験です。

520人の学生に単純作業をしてもらいました。
その際、Aグループは目の前に電源を切ったスマホを置き、Bグループはスマホを視界から完全に遠ざけて作業をしました。

すると、目の前にスマホがあるAグループは、作業の生産性が約半分に落ちる結果に。

実際には使っていなくても、電源オフのスマホが目の前にあるだけで、です。

なので、考えずにできる簡単な作業は、聴きながらでも良いとしても、難しい作業をさっさと終えたい時は、そもそもスマホやパソコンを目の前に置かない。カバンや引き出しに閉まっておきましょう。

その他、気になるものは目に入る場所に置かない方が良いですね。

スマホやパソコンを使う作業の場合は、「作業用」と「遊ぶ用」でブラウザーを変えてみる。
例えば、「グーグルクロームからでは、配信サイトやツイッターがパッとは見れない!」って状態にするだけでも、作業効率はアップします。

ちなみにこれは、片思いでつらい状態の時にも使える方法。
恋愛する人も使ってみましょう。

終わりに

以上をまとめると、こんな感じ。

1.「なぜそれをするのか」の答えを持つ
2.意志力を上げるために「軽い運動」「言葉遣い」「その場を楽しむ」などが有効
3.睡眠時間はなるべく6時間以上にする
4.なるべく、スマホなどを目の前に置かない

僕は「多くの人にネットライフを楽しんでもらいたい」と思っています。
ただ、私生活をめちゃくちゃにしてでもやって欲しいかというとそうではありません。

やることをやって(すぐには難しいなら少しずつ!)、その上で思い切り楽しんでもらえたら良いです。

僕も含め、ネットのおかげで人生がより良くなった人たちをたくさん見てきましたし、これからも増えていったほしいので。

以上、ネット依存になりすぎないための予防と対策でした。
おつです!

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カテゴリ:ネットの片思い 

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完全にオクテなタイプで、「彼女いない歴=年齢」で30年以上を過ごす。

それでも教材を実践したところ、46日で片思いしていた女性から告白され交際。
その後も、関わって40日以内に女性に告白されるのを何度も経験。

サイトの目的は、片思いで苦しんでいる人に、恋愛成就する方法を知ってもらうこと。

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