こんにちは。
今回は「ゲーム」に関しての記事です。
ゲームを全くしないって人は少ないと思います。
多かれ少なかれ、好きなゲームって人それぞれあるんじゃないでしょうか。
特にライブ配信をやったり見たりする人は「ゲーム配信」もあるので、放送との親和性も高いコンテンツ。
そこで今回は、どのジャンルのゲームが最も仲良くなりやすいのか。理由や注意ポイントを紹介します。
もちろん、ゲームをしただけで劇的にモテるわけではありません。
それでも一定の効果はありますし、プレイする時間を無駄な浪費時間とは捉えてほしくない。
前向きにプレイするための一助となれば幸いです。
目次
「協力プレイ」すると親しくなれる3つの理由
オンラインでもオフラインでも、ゲームを通じて誰かと仲良くなった経験ってありませんか?
ゲーム友達もできやすいですし、オンラインゲームがきっかけで付き合い出したという話も聞きます。
中でも、親しくなりやすいのは「協力プレイ」ができるゲーム。
「親しくなる」と「恋愛関係になる」は別物じゃない?という意見もあると思います。
たしかに「親しいだけ」では恋愛には発展しづらいのですが、カップルを対象とした多くの調査により、友情と恋愛感情は関係性が高いことが分かっています。
恋愛に発展する相手には、友情も同時に感じやすいということ。
ワンナイトラブを目的にするなら友情はほとんどいりませんが、長く良い付き合いをするなら、友情もあった方が良いのです。
その上で、ゲームと友情に関するこんな実験。
見知らぬ老人と大学生でペアを組んでもらい、毎週30分「Wiiスポーツ」のボウリングゲームを計6週間プレイしました。
その結果、2人は互いを友人と考える割合が多く、さらに相手の世代全体にたいして好印象を持つ傾向に。
同じように6週間一緒に、会話をする・テレビを見る・工作をするなどの実験もしましたが、互いを友人と思うまでにはなりますが、「相手の世代全体を好印象に思う」という段階にまではいかない傾向にありました。
つまり、協力プレイは特に友情が芽生えやすいということ。
そうなった理由について、研究チームは3つ挙げています。
1.互いの共感性が高まった
その相手を「好きになる」だけだと、世代全体への影響はありませんが、相手に「共感」できることで、世代全体にたいしての好意度が増すのです。
研究チームによると、ゲームの場合は特に「均等化」が起きることが大きいとしています。
実社会と違い、ゲームであれば、年齢性別問わず、同じ条件で、同じ土俵でプレイするため、上下関係が生まれにくいことが「共感」につながるということ。
なので、上下関係が生まれるようなプレイの仕方は避け、対等にプレイできれば、より相手と仲良くなりやすい訳です。
研究によると、直接顔を合わせないオンライン上のやり取りであっても、一定の効果があるとしています。
オンラインでもオフラインでも、対等に遊べるゲームを積極的にやってみましょう。
2.頻繁に交流しやすい
たまにしか関わらない相手より、頻繁に関わっている相手の方が好意度は増しますよね。
何の用もない相手と頻繁に関わるのは難しいですが、「またゲームしませんか?」という誘い方ならハードルは低いわけで、頻繁に関わることで、親しくなる可能性はグンと上がるわけです。
通話しながらゲームすることで、より親密になりやすくもなりますし。
3.相互依存しやすい
「依存」というとネガティブに聞こえますが、互いが互いを健全に必要とするのは、人間関係にあるべきこと。
課金することで相手に何かを送れるものもありますが、多くのゲームは無料で何かしらの助けや贈り物ができるはず。
「その程度で効果あるの?」と思いがちですが、プレイヤーへのアンケート調査では、そうしたちょっとしたサポートをしてもらうだけで、手厚くサポートされ、見守られているように感じると多くの人が回答しています。
それを裏付けるデータとして、協力プレイをした人は、実生活においてもその相手をサポートする傾向にあるという結果が出ています。
親切な男性の方が圧倒的にモテやすいというデータもありますし、こういったちょっとした親切を重ねるのは大切。
なので、気になる相手と協力プレイできるようなゲームに誘ってみてもいいし、まずはランダムに色んな人とゲームで交流を持つのもいいと思いますよ。
ゲームに害ってないの?
一般的には「ゲームは良くないもの」という認識もあると思います。
子供の頃ゲームしすぎて「ゲームしてないで勉強しなさい」と怒られた人も多いのでは?
この「ゲームは良くないもの」という考えは、半分アタリで半分ハズレ。
ゲームによって実生活に悪影響が出る場合が2つあります。
逆を言えば、以下の2つさえクリアしていれば、基本的にゲームは人間の心身にプラスなものなんです。
その2つを紹介しますね。
1.プレイ時間
ゲームデザイナーであり、カリフォルニア大学博士のジェイン・マクゴニカル氏の研究により、デジタルゲームを週に21時間以上プレイしている場合、ゲームによるマイナスな影響が目立ち始めることが分かっています。
逆に、週に21時間以内(1日約3時間以内)であれば、ゲームによる恩恵を受けやすくなるということ。
なので、ある程度プレイ時間を少なくするようにすれば、決してゲームは悪いものじゃないということです。
2.ゲームをする目的
ゲームプレイヤーを対象にした調査によると、頻繁にゲームをする人の約41%が「日常生活からの逃避の為にゲームをしている」と回答。
さらにそう考えることによって、ゲームのやり過ぎにつながるケースが多いことも分かっています。
「ゲームは良くないもの」という風潮の主な原因は、ポジティブな目的を持たずになんとなくゲームをしている人が多いため。
そして逆に、ポジティブな目的をもってプレイすることで、それを日常生活に応用できる可能性がずっと高くなることも判明しています。
つまり、「このゲームプレイを日常生活でもプラスになるようにしよう」と考えることで、ゲームのマイナスな影響を防ぎやすくなるということ。
なので是非、ポジティブな目的を持ってください。
具体的に何を考えればいいのかというと、ジェイン・マクゴニカル氏は以下の3つを挙げています。
2.そのゲームをすることで、得られる恩恵を1つ挙げる
3.その恩恵が、実生活でどんな風に役立つか考える
ぜひ好きなゲームソフトを1つ挙げ、上記に当てはめてみましょう。
例えば、
2.フェスの度に色んな人と協力プレイが出来て楽しい
3.スプラをきっかけに、もっといろんな人と仲良くなっていきたい
みたいな感じ。
特にマルチプレイをすると、コミュニケーション、協働スキルが上昇しやすいことが分かっています。
特に思いつかない方は、「恩恵」の1つとして取り入れてみてはどうでしょうか?
「1人用ゲーム」でも使える場合がある
上記の話だけ聞くと「協力プレイで好きなゲームないんだよな」って人もいるでしょう。
でも、必ずしも協力プレイモードがついたものである必要はありません。
1000人以上のゲーマーを対象とした調査では、53.4%の人は、誰かにゲームが上手くなるよう指導することで、よりゲームの楽しさが増すと回答。
実際問題、1人用ゲームを2人以上でプレイする人口は増えています。
なので、例え1人用ゲームでも、相手が人に教えるのが好きなタイプの場合は、相手から教わるのも良いですし、自分が好きなゲームを相手に教えるのも親しくなるきっかけになり得ます。
ネット上であれば、スカイプやディスコードの画面共有機能などを使い、1人用を2人で丁寧にやってみましょう。
ただ「対等な関係」を保つことは忘れないでください。そこで上下関係になってしまうと、友情にも恋愛にも発展しづらいので。
その他、恋愛に活きる効能
協力プレイで人と親しくなる話をしましたが、他にも恋愛に活かせる能力を育めます。
1.自己効力感
僕は、モテるようになるには、自信や自己効力感があった方が良いと思っています。
ここでいう自己効力感とは、特定の目標を達成したり、特定の問題の解決する能力への自信のこと。
別に、見るからに自信満々なオレ様系になる必要はありませんが(むしろ逆効果ですし)、一定の自信は持っていた方が有利です。
ガン患者へのとある臨床試験に「リ・ミッション」というシューティングゲームを2時間プレイしてもらいました。
すると、プレイしなかった人よりも、継続的に病気に関する薬を飲むようになりました。
これは別に「リ・ミッション」というゲームが特別だったわけではありません。
適度に難易度が上がっていくゲームを少しでもクリアすることで、ドーパミン濃度が上がり、「病気を治すために頑張ろう」という自己効力感がアップしたためです。
また、こんな疑問もあるかもしれません。
「ドーパミンが一時的に出ているだけで、長い期間で考えるとあんまり意味ないんじゃないの?」
科学者チームの報告によると、脳の左腹側線条体内の灰白質という物質の量が増えているそう。
これは、ゲームをすることで、モチベーションの維持や楽観思考がしやすい脳に変化するということ。
これは病気の治療での実験でしたが、「モチベーション維持」「楽観思考」が大切なのは、恋愛も同じ。
特に、モテない行動をする癖がいる人の中には、せっかく途中まで頑張れていたのに、途中で「どうせ俺なんて」思考にハマって、恋愛を止めてしまうケースもよく聞きます。
そうならないためにも、ゲームで自己効力感を上げるのも1つの手だと思います。
2.失敗に楽観的になりやすい
上記の話にも繋がりますが、ゲームとは楽観思考を鍛えてくれるもの。
恋愛をすると、必ずと言っていいほど何かを失敗します。
人の気持ちなんてコントロールできないものなので、両思いになるのは難しいですし、失敗すると落ち込んで「もう恋愛したくない」と思ってしまいがち。
でも、ゲームを「失敗しても楽観的でいられるための訓練材料」と捉えることで、失敗に前向きになれます。
何度プレイを失敗しても楽観的でいられるようになることは、実生活に応用できる大切な精神的強さに繋がることが分かっています。
もちろん、勝利は楽しいですが、同時に楽しみの終わりも近づきますよね。
そして僕たちは上手くやれるゲームを好みますが、すごく上手になるとすぐ飽きてしまう生き物。
そう考えると、失敗とは、楽しさを与え続けてくれるもの。
是非楽しんでゲームで失敗しましょう。
まとめ
ゲームウェブサイト「Pwn or Die」によると、ゲームが実生活で役立っている要素の1位は「寂しさを紛らわせてくれる」でした。
純粋にゲームだけを楽しむ人もいますが、多くの人は、寂しさを埋めたくてゲームをしている、という側面があるんです。
孤独な人はそうでない人に比べ幸福感が低い傾向にあり、平均寿命が12年短いというデータもあるほど。
是非ゲームをして、恋愛力も幸福感も高めましょう。
さらに詳しいモテ法が知りたい方は、「彼女いない歴=年齢」だった僕が、実践2か月で3人に告白された方法をご参照ください。
では!