「モテる男の即効フレーズ」内容と感想レビュー(塚越友子著)


こんにちは。
今回は、塚越友子さんの著書「モテる男の即効フレーズ」の内容の一部と、個人的な感想をレビューしていきます。

特に使いやすいフレーズもピックアップしたので、良ければお読みください。

著者、塚越智子さんとは?

本著の塚越智子さんは、社会心理学やコミュニケーション論をベースに活動されている心理カウンセラー

また、電通などの広告PRマンののち、銀座のホステスに転身。
人気のホステスとして活躍し、「水希」という名前で本も出されています。

その経験の中で、男性がモテるために必要なことが見えてきたそう。

著書にはこう書かれています。

銀座に遊びに来る男性は、いわゆる社会的な成功者です。
その地位や収入だけでもモテることは約束されている男性だと想像するでしょう。
でも実際には、その中でもモテる人、モテない人と分かれてしまいます。

(中略)
モテるようになるために、特別難しいスキルをいくつも身に付けなくてもいいのです。
ただひとつ、コミュニケーション能力、つまり会話力を上げることだけです。

彼女のその経験と知識を活かし、どうすればモテるのかの会話フレーズを伝えてくれています。

参考になった10のフレーズ集

本著では、約50の女性に向けたフレーズが紹介されています。
その中でも、恋愛初級者でも使えて、かつ僕が使用してみて効果があると感じたものを10個ほど紹介しますね。

1.「そうだね」「そうなんだ」

言葉としては簡単だが、実際にちゃんとできている男性は少ないそう。
無批判に受け止め、女性を賛同するのが良い。

特に女性は、社会的一体感や所属感を大切にしているので、同調することで自分に好意的になりやすい。

2.「うん、うん」

「そうだね」という前のタイミングで、相手の話を遮らない程度の声で、少しオーバーなくらいうなづく。

著者の塚越さんがホステスとして人気が出たのも、お客様の話したいことを話すよう促していたから。
話題を集めることよりも、こういった基本を大事にする方が大切。

3.「○○さん」

名前で呼ぶことは、言葉で「大切にするよ」と言う以上の力がある。

モテない人はいつまでたっても「オマエ」「キミ」としか呼ばない。
最初は苗字にさん付け。少し会話が進んだところで、さらりと下の名前に変えて呼ぶと良い(さん付けはキープ)。

終わり際に「ちゃん付け」などで呼んでみて、相手の反応が悪ければさん付けに戻す。

4.「いつもありがとう」

「あなたが好き」とは言えない初期段階では、「ありがとう」が好意を伝える言葉になる。

塚越さんも、いつの間にか好意を持っているお客様の言葉を思い出すと、ことあるごとに「ありがとう」を言ってる人が多かった。

5.「手伝ってくれるかな」

意外にも、単なる依頼をされるより、少し負荷のかかる依頼をされた方が好意を抱きやすい。
例えば、30分くらい時間がかかりそうなお願いなど。

手伝ってくれたら「ありがとう」とお礼を伝え、好意度と信頼感もアップさせる。

6.「僕は休日は、音楽を聴いて過ごすことが多いんだけど、○○さんは?」

相手の女性の、趣味や生活行動が、自分といかに一致しているかアピールするのが、恋人への近道。

違う答えが返ってきても、相手の話したい話題で、続けられる限り会話を続ける。
話の腰を折らず、くれぐれも自分のうんちくは語らないこと。

7.「僕も好きなんだ、一緒だね」

共通点が見つからない時は、さっさと切り上げるのがポイント。
苦しい会話を続けるより、テンポよく話題を変える方が満足度は上がる。

続けていれば、必ず何かしらの類似点は見つかる。

8.「それから?それから?どうなったの?」

ホステス時代、男性に一方的に話させる時間を作ると、とても受けが良かった。
そのためには、会話を促す言葉をかけること。

相手の行動や経験・感情を手掛かりに話を聞いていくと良い。

9.「今日は帰ろう」

今日は絶対誘われると構えている女性に対し、あえて「今日は帰ろう」と言ってみる。

彼女があっさり帰るならまだ信頼性は無いし、「え?」というような間合いがあれば、彼女も心の準備をしてきた可能性が高い。
彼女が盛り上がっていれば「もっと一緒に居たい」などの言葉が来るかも。

10.「無事に着いたかな。今日はありがとう」

「無事に着いたかな」という一言で、相手は「自分の安全を考えてくれる人。一緒に居れば安全かもしれない」と意識し始める。

さらに、帰宅後に送ることによって、デートの余韻を自宅に持ち帰ることができる。
付き合いが長くても、送ってくれるひと手間に女性は愛情を感じるもの。

ごく簡潔にですが紹介しました。

読んだ感想

本著を読ませて頂いた感想を簡潔に言うと、

・すぐに使えるフレーズがいくつもあった
・ただ、恋愛初級者が使うには難しいものも多かった

の2つ。

恋愛初心者が使うと失敗しそうなセリフが多い

使えるフレーズはいくつもありました。
特に、上記で挙げた10個は、比較的簡単に取り入れられるし、少なくとも僕は、女性に使ってみて効果を感じました。

ただ、その10個以外のフレーズは「使うのは難しいなー」というが多かった印象。

例えばこんなフレーズ。

・(相手の体が)いい香りするなあ。
・大切にする自信があるよ。すぐには信じられないかもしれないけど。
・この後は僕の家とホテル、どっちで過ごしたい?
・そんなにかわいくてどうするの?今夜は一緒に居てくれるね。

恋愛経験のほとんどない男性が、これを使うのって勇気いりませんか?
勇気だけで突破できるなら良いですが、本当にタイミングや状況を分かっていないと、ドン引きされる可能性が。。。

本書の冒頭にはこう書かれています。

この本は、多くの女性からモテたいあなたにも、ある一人の女性の心をつかみたいと思っているあなたにも、それ以前に女性恐怖症を克服したいと思っているあなたにも、とても役立つ会話のスキルがたくさん詰まっています。

たしかにそれら全員に役立つスキルが書いてあると思いました。
間違っていません。

ただ、上級者向けのフレーズも一緒くたに書かれているので、恋愛初級者がいきなり使うのは難しいフレーズが多いです。

女性と付き合うまでの「流れ」は分からない

本書は「フレーズ集」です。

そのセリフをどんな場面で使うべきか、簡単な説明はされていますが、どういう流れの中で使えばいいのかは、本書だけでは分かりません。
そこを分からずに、ただフレーズだけをなぞっても、むしろ逆効果になる場合も。

ゴールまでの道のりが見えていれば、次はどうすればいいか、どんなセリフを言えばいいか見えやすくなりますし、予定外の道に逸れたとしても、また正しいルートに戻ることができます。
そこができないと、「恋人になれるコース」を走っていたはずが、思いきり「友達止まりコース」にハマり、失敗してしまう可能性が高い。

まずは、出会いから彼女を作るまでの「正しい流れ」を知り、その上での補足資料として本書を読むのがオススメ。

評価レビュー

あらためて評価をまとめます。

内容の分かりやすさ

[star4] 4.0/5.0

分かりやすい言葉が使われていて、1つ1つの章も読みやすかったです。

文章についてはもんだいありませんが、恋愛全体については分からないので、そういう意味で軽く減点していますが、フレーズ集としては良い読みやすさ。

彼女を作りやすい方法か

[star2] 2.0/5.0

使える内容もいくつかあったので、部分的には素晴らしい内容です。
ただ、これ1冊で彼女が作れるかというと、そうではない。

彼女を作るための本やDVDをちゃんと学んで、その上で補足資料として使うべき書籍。
なので、どうしてもここは低評価になります。

ネット恋愛に対応してるか

[star4] 4.0/5.0

LINEや電話をするときのフレーズも登場するので、それはそのまま使えるものもあります。

また、ネットでもリアルと同じように「言葉」「会話」が必要になるので、おおよそオンライン上でも使用可能。
一部リアルでしか言わなそうなセリフもあったので少々減点していますが、上記の「そうなんだ」「いつもありがとう」なんて普通に使えますよね。

初心者でも再現可能か

[star3] 3.0/5.0

先ほども書きましたが、初級者用と上級者用のセリフが混じっているので、使え難いものも多い。

とはいえ、普通に使えるフレーズもあるので、そこまで低評価ではありません。

誠実で紳士的なノウハウか

[star35] 3.5/5.0

著者は女性の方なのもあり、女性を食い物にするような発言は一切ありません。

基本的には誠実な方法なのですが、先にも書いた
「(相手の体が)いい香りするなあ。」
「そんなにかわいくてどうするの?今夜は一緒に居てくれるね」
などのセリフは、タイミングを外すと全然誠実に聞こえません(汗)

なので、「上級者が使う分には誠実で紳士的」というところ。

総合評価

[star35] 総合評価 ☆3.3/5.0

[star4] 内容の分かりやすさ ☆4.0/5.0
[star2] 彼女を作りやすい方法か ☆2.0/5.0
[star4] ネット恋愛に対応してるか ☆4.0/5.0
[star3] 初心者でも再現可能か ☆3.0/5.0
[star35] 誠実で紳士的か ☆3.5/5.0

終わりに

会話のフレーズだけじゃなく、電話やLINEの文章でもオススメのフレーズが載っていて、幅広く取り入れられる1冊でした。

上記で書いた「彼女を作るまでの正しい道のり」をちゃんと学びたい方には、城咲仁さんの「今からモテにいくぞ!」を推奨しています。
流れを細かく説明しているし、各場面でどんな風に振る舞うべきかも分かる。

女性と関わっていると、「もっと押してきてほしい」と思われてる時と、「そんなグイグイ来られても迷惑」という時があります。
表面的には矛盾してるみたいですね。

でも、「こういう時にはこういう振る舞いをすればいい」というのが分かっていれば、そこを外す可能性を下げられる。

そういった知識を入れた上で、本著のフレーズ集を補足資料として読むと、より効果的に使えますよ。


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運営者ネーム:相愛紳士
片思い成功クリエイター

完全にオクテなタイプで、「彼女いない歴=年齢」で30年以上を過ごす。

それでも教材を実践したところ、46日で片思いしていた女性から告白され交際。
その後も、関わって40日以内に女性に告白されるのを何度も経験。

サイトの目的は、片思いで苦しんでいる人に、恋愛成就する方法を知ってもらうこと。

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