こんにちは。
今回は、付き合えるかどうか分からないけど、いちかばちか告白しようとしてる男性に対し、
「その前に考えることがあるのでは?」
という話をしていきます。
知り合いの恋愛相談を聞いていると、結構ギャンブル的な告白をする人が多いんですね。
でも、そこにちょっと工夫をすることで、かなり確率の高い告白にすることも可能なわけです。
その辺りについて書いていきますね。
目次
勢いで告白しようとしたRくんの話
以前、好きな女性に告白しようとしていた、Rくんという知り合いがいました。
相手の女性も、僕の知り合いです。
彼が告白直前に僕に言っていたのはこんな感じ。
ちょっとウジウジ悩んでたんだけど、もう悩んでてもしょうがないなって思って。
OKはもらえないかもだけど、気持ちはちゃんと伝えてくる。」
とのこと。
恋愛術を学ぶ前の僕であれば、
「いいね!青春してるね!告って来なよ!」
って思ったでしょう。
正面から告白をする人って、なんとも魅力的で、応援したくなるものです。
そういう気持ちは今でも持ってますよ。
けれど、けれどもですね・・・
この、戦略性の低いアタックだと、成功率はどうしても低いんですよ。
以前の僕は「そうは言っても、これしかやり方が無いんだから突っ込め!」と思ってたんですが、全然違いました。
成功率を上げるため、やれることは結構まだまだあるんです。
メリットを考えて行動したら、両思いになれた
いじわるなのは承知で、Rくんにこんな質問をしました。
「○○くんと付き合うことで、相手にどんなメリットがあるの?」
(嫌なこと聞く奴ですね(汗)その点はごめんなさい。)
相手が自分のことを好きでいてくれたら、喜んでくれるかもしれないし。
彼女が俺の良いところ、見つけてくれてるかもしれないからさ」
そう言う彼の気持ちはすごく分かります。
僕が以前告白する前も、そんな気持ちでいましたから。
その上で、僕が言いたいのは
メリットを提示出来てない状態で告白しても、上手く行かないケースの方が多いよ
ってことです。
僕は「告白は、一旦待とう」と言いました。
彼は最初、いまいち納得はしてなかったものの、何が足りてないか細かく話したところ、納得してくれました。
とりあえず、
・そのために、具体的にどんな行動ができるのか
彼と話し合いました。
そしてRくんにそれを、出来るところから実行してもらいました。
すると約3か月後、2人は無事付き合うことに。
僕は相手の女性とも知り合いだったので、話を聞かせてもらいました。
彼女「んーたしか、1か月半くらい前だったかな」
僕「そっか。もし3か月前(彼が最初に告白しようとした時)告白されてたら、どうだった?」
彼女「その段階なら断ってた。まだ友達としか思ってなかったから」
それを彼に伝えたところ、
「そっかー。あの時言うべきじゃなかったのか。
危ないとこだったんだね(笑)
いや、勉強なりましたありがとう」
とのこと。
Rくんに足りなかったもの
Rくんには、「これが無いと成功率が上がらない」というものが、いくつも足りていませんでした。
例えば彼は、彼女にご飯を奢ったり、プレゼントをあげたりしていました。
仮にその状態を彼女がプラスに捉えていたなら、物やお金という意味でメリットを与えられてます。
けれど、「お金や時間をかけた=付き合える」という方程式は、基本間違ってます。
むしろ、好きじゃない異性にプレゼントをもらって、それが高価すぎて引かれることだってあるくらいで。
一方、相手に「感情的メリット」は与えられて無いようでした。
例えば「丁寧に話を聞いてくれて、居心地が良い」とか「一緒にいると癒される」「ドキドキする」みたいな。
ほとんどの場合、「付き合いたい」と思うのは恋愛感情があるからであり、そこには「嬉しい」「楽しい」「愛しい」「心地良い」などの感情が生まれます。
そこを上手に与えることなく告白しても、かなり確率は低いわけです。
もし彼女の近くに、それらの感情を与えてくれる男性がいたならば、そちらに気持ちが向くわけですし。
なので、そういう「感情的メリット」を与えること無しに「幾多の男性の中から、僕を選んでください!」と言っても無理があるわけです。
なので、告白をしようと思ってる人、あるいは、過去に告白をしてフラれたことのある人は、
「自分と付き合うことによる、相手の感情的メリットはあるだろうか?」
と自らに問うてみましょう。
焦っていることが原因
これは、当時のRくんに対してもそうですし、過去の僕にも当てはまりますが、
「自分の苦しさから逃れたくて、結果を急いでしまってる」
のが敗因になっています。
「他の誰かに撮られたくないし、周りと仲良くしてたら嫉妬もするし、もう伝えないとダメだ」
みたいな感じで、焦燥感が出てしまってるのです。
こうなると、苦しさから逃れたいという「自分のメリット」に目が行ってしまい、「相手のメリット」を優先できない状態に。
さらに、人間心理として、焦れば焦るほど深く考えることができなくなり、誤った判断をしてしまいやすいというデータがあり、焦れば焦るほど、相手思いの振る舞いがしづらくなる訳です。
結果、相手に大きく好かれることなくフラれてしまい、時間と精神的エネルギーが無駄になってしまいます。
全く努力をしていなければ、好きな女性に彼氏が出来ても、耐えられますが、努力をした上でフラれてしまうのは、僕は勿体ないと思うのです。
まずは、相手にとってのメリット、できれば感情的メリットを提示していきましょう。
そういうと、こんな返答が返ってくることがあります。
「自分と付き合うメリットなんてある気がしない」
それに対し僕が言いたいのは、
「メリットが無いなら、今から身に付ければいい」
ということ。
今現在、そこまでの能力が無くても、作ることは可能です。
例えば、僕は以前、女性と話をするのがすっごく苦手でした。
話しかけられても、全然会話を広げることなんてできないし、自分に自信が無いから話しかけることも出来ない。
最初は話しかけてくれた女性も、次第に自分を無視するようになっていきました。
けれど、恋愛教材を買って学んだり、会話の練習を少しずつしはじめ、ある時から「君と話してると、なんか癒される」など言われるようになりました。
さらに、デートなどしたことない、ほぼ会話しかしてない女性に告白されたりも。
ほとんど満足に会話も出来なかった人間が、一から会話やコミュニケーションの勉強をしたことで、感情的メリットを与えられるようになったのです。
つまり、何の強みもない、むしろ苦手に感じていた分野であっても、強みに変えて、メリットを与えることは可能なのです。
あなたも、もしメリットを提示しないまま、いちかばちかの告白をしそうなタイプなら、そのあたり考えてみてはいかがでしょうか。
相手にメリットを与えらえれるようになりたい方は、この記事を読んでみてください↓
今回はこの辺で。