こんにちは。
ライブ配信を見るなら、やはり配信者さんと仲良くなりたいものです。
まして現実で会ってるわけじゃなく、ネットという隔たりがあるならなおさら、気持ちの部分で繋がりたいもの。
もちろん、何となく関わってるだけでも親しくなれることも多いですが、配信者さんとより効率的に、より深く親しくなるにはどうすべきか紹介していきます。
ただ仲良くするだけじゃなく、恋愛がしたいと思う方は、「配信者を好きになった時、これだけは気をつけないとマズい!」もご参照ください。
目次
多くの放送主が喜ぶこと
まず、多くの配信者さんが気持ち良くなれることがあります。
それは、好意的に話を聞くこと。
「女性は話すのが好き」なんて言いますが、これは男女とも共通で快感を得ていました。
実験ではさらに、話が乗ってきたところで「ここで話を止めると、幾ばくかのお金を渡します。どうしますか?」と言われますが、大半の人は止めずに話を続ける結果に。
なので、前向きに話を聞いてあげるだけでも十分に効果があります。
「別に話すの好きじゃない」という放送主さんもいますが、かなり少数。
長く放送を続けている人は「話したい」「話を聞いてほしい」という気持ちがある人が多いです。
もちろん、あなた自身の話もして良いんですが、基本的に、自慢話はするものじゃなくさせるものだと覚えておきましょう。
仲良くなるために必要なこと
では、そこから仲良くなるためにはどうすればいいのか。
シンプルですがそれは、長く一緒に時間を過ごすこと。
カンザス大学の429人を対象にした研究によると、平均50時間ほど関わると軽い友人になれ、90時間を過ぎると気の合う友人に、200時間を超えると親密な友人になるとのこと。
もちろん個人差はありますが、関わる時間の長さと親しさに相関関係があるのは間違いありません。
とはいえ、嫌々関わって親しくなることは無いです。
例えば学生の時、クラスメイト全員と親友になれたか?そんな訳ないですよね。
長い時間を共に過ごしても、環境的に一緒にならざるを得なかっただけでは、大きな効果はありません。
そこに必要なのは、お互いが意識的に会話をしようと思っていること。
嫌々では親しくはなりませんが、互いに意識的に仲良くしようとするなら、長い時間を過ごすだけで効果は大。
もちろん、通話じゃなくコメントするだけでも効果はありますよ。
そして、1つポイントになるのが放送の時間帯。
例えば、あなたが夜しか放送に行けないのに、お昼にばかり放送する配信者さんとは、長時間は関わりにくいため、親しくなりづらい訳です。
なので、暇な時間や曜日が合いやすい人を中心に仲良くした方が、上手くいきやすいと言えます。
新規で放送に行く時は、普段どのくらいの時間に放送してるかなど聞いてみると、より効率的ですね。
どんな会話内容が好かれるのか
では、具体的にどんな内容の話をすると相手が楽しめるのか。
それは、相手が既に知っている話をすること。
Aグループには、話し手と聞き手、両方動画を見てもらい、Bグループは話し役しか動画を見ません。そしてグループ内で話し手と聞き手に分かれ、話をしてもらいます。
すると、聞き役も動画を見ていたAグループの方が、話し役を好意的に評価する結果に。
普通に考えると、「既に知ってる話をされてもつまらないのでは?」と思いがちですが、実際は逆なんです。
知らない話、しかも相手が興味を持ちづらい話題では、聞いてて退屈な可能性が高い。
それを面白おかしく話すのは、話術が必要になりますし。
でも、知ってる話であれば簡単に理解できますし、共通項にもなるので仲良くもなりやすいんです。
なので、知ってる話だからつまらないかも。。。なんて思わずに話題にしてみましょう。
その際、相手が知っていそうなら「知ってるかもしれないけど」みたいな言葉も加えるのも良いです。
「ご存じないでしょうが」というより「ご存じでしょうが」という方が、より相手を立てて話しているように聞こえる効果があります。
コメントの「質」と「量」どっちが大事?
僕も放送主をやりますが、リスナーさんがコメントをくれるのは嬉しいものです。
たくさんコメントくれるのも嬉しいですし、じっくり考えたコメントをくれるのもありがたい。
では、親密さを深めるという点では、どちらの方が良いのか。
これも研究により分かっているんですが、「話す量」は、親密さとはほとんど関係がないんです。
一緒の時間を過ごすことが出来れば、言葉数は多少少なくても大きな影響はないということ。
もちろん、30分に1回しかコメントしないんじゃ少なすぎますが、コメントが約20秒に1コメントでも、1分に1コメントでも、同じくらい親しくなれるわけです。
さらに「話の質」を良くすると、相手からの好意度が増しやすいことも分かっています。
なので、雑にたくさんコメントするよりも、少し考えて良いコメントをする方がオススメ。
ただし、第一印象において「無口な人」と思われると、そのイメージを覆すのは少々難しくなります。
なので特に知り合いたての頃は、極端に言葉数が少なくならないようにしましょう。
「簡単に相手を楽しませる質問の言葉」はこちらに書きました。
「軽い話」と「深い話」はどちらが良い?
では、他愛ない雑談話と、人生訓や真面目さのある深い話だとどちらが良いのか。
もちろん、どちらもするべきだと思います。
その上で、2つの会話には幸福度において差がありました。
参加者たちに4日間レコーダーをつけてもらい、約2万件の音声ファイルを作成。
その上で、彼等に幸福度のテストをしてもらいました。
すると、幸福度の高い人はそうでない人の平均より、深い話をする時間が2倍長く、軽い雑談の時間は3分の1程度という結果に。
つまり、深い話をした方が人は幸せを感じやすいということ。
もちろん、深い話ばかりでは疲れるし重いと感じることもあるでしょう。
軽い話もしてると楽しいですし、真面目過ぎる話は、放送の空気に合わない場合もあります。
なので、他愛ない会話もしながら、深い話ができる状況であればそういう話もしてみるのが良いと思います。
配信者さんによっては「放送中はあんまり重い空気にしたくない」「難しい話は勘弁」という人もいますよね。
そういう人であれば、例えば、放送では軽い話をし、個人的に通話などする時に少し深い話も混ぜてみるなど工夫してみましょう。
通話で親密になる方法も押さえて、相手とより仲良くなりましょう。
終わりに
まとめ
・ちゃんと話を聞く
・長く時間を過ごす
・相手が知ってる話をする
・コメント量より質を大事にする
・多少深い話も混ぜる
取り入れられる範囲のことからやってみてください。
また、アリゾナ大学の論文によれば、幸福感の高い人は一人でいる時間が短く、他者と話す時間が平均75%も多いそう。
人と関わることで、幸せにもなりやすく、友達や恋人もできやすくなる訳ですから、是非ネット上でも積極的に関わってほしいと思います。
以上です。おつです!
【関連記事】